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近世だが京都大学構内で玉将駒(磁器)発掘(長さん)

 京都は中世以前の玉将駒が、今の所未出土
である。が、江戸時代の玉将駒は、
京都大学構内遺跡で、2002年に発掘されて
いたようだ。urlは以下の通りで、
京都大学構内遺跡調査研究年報

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/225798

の2002年のコンテンツのうち、
”第5章 京都大学吉田南構内AR25区の立合調査”
pdfファイル名で言うと、2002_263.pdfの、
273ページ、図168に、スケッチとみられ
る磁器製の玉将駒が載っている。千葉豊氏らの
発掘調査だったらしい。すこし分厚いが、下辺
が3センチに未たず、玉将としては少し小さい。
 簡単に江戸時代の地層から発掘されたとの旨
の説明が書かれている。
ただし、この駒については安土桃山時代まで、
多少遡れば、京都市市内の遺物として、極めて
貴重なものになるはずだ。
何故なら後陽成天皇の時代に、京都に玉将駒は
ほとんど無く、水無瀬兼成が近隣で、個人的に
大量生産始めていたところと、本ブログでは見
ているからだ。
 意味が私には良く判らないが、ひょっとする
と、磁器製なのがヒントかもしれない。
出土事実そのものに、注意が必要な遺物だ。
(2020/07/16)

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