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エクセルマクロは将棋盤の書式貼付けに役立つか(長さん)

以前本ブログで、表計算ソフトの左上の領域
を将棋盤にしたとき、その180°反転計算
結果部を、下部に表示するとして、計算結果
に駒の敵味方を表示するセルの180°回転
が、情報移行され無い為、別のセル領域に、
セルの向きに関する情報を保管し、
indirect関数による計算結果部に、
書式貼り付けを手作業で行う旨の紹介をした。
 ところで表計算ソフトには、通常マクロ機
能があり、自動でその動作が可能等と、紹介
されている。そこで、今述べた将棋盤セル
領域の、セル向き情報に関する書式保存や
貼り付けを、マクロとVBAで行ったらどう
なるのかを、今回文献で調査した。個々の
作業ケースで、コピー・移動・貼り付けする
セル領域の具体的パターンの違いにより、
作成したマクロのプロシジャーは、それぞれ
別々になってしまい、マクロを作っても使用
する、具体的プロシジャーがどれかで間違い
が発生し易く、よって、マクロ/VBAを

使わないときよりも、使った時が、余り便利
になら無いとの心象

を得た。
 さて、たとえば米マイクロソフト/
オフィス/エクセルには、VBAでマクロ
を作る機能と、プロシシャーを登録する機能。
プロシジャーを呼び出す機能と、プルダウン
から選択するのではなくて、プロシシャー毎
に、エクセル画面に長方形の「ボタン」を作
成する機能があるとの事である。
 しかしながら、書式コピー/貼り付けの
プロシジャーは、株式会社インプレス、西暦
2022年発行「できる逆引きExcell
VBAを極める勝ちワザ716」の、ワザ
第134(184ページ付近)等によると、
書式貼り付け関係のエクセルVBAマクロは
次の1種類程度であり、

オブジェクトがセル番号で定数値として記載

されている。
 つまり、下図に書かれているが、

コピペするパターンの差で、別々にプロシ
ジャーを作り、ボタンは、複数作成しなけれ
ばならない。

エクセル書式コピペ.gif

 ちなみに、本書本文の説明によれば、上記
のCurrentResionの記載で範囲
は、その右と下に空白列、空白行が1行以上
存在する事により検出されるので、前に
本ブログに説明したように、貼り付け領域を
将棋盤に、

隙間無く、くっ付けては、たまたまだが駄目

である。ただしこの点は「隙間を作れば良い
だけ」なので、本質的な問題にはならない。
 言語アプリケーションのBASICの類で
ある、ビジュアルBASICのように、
input文等で、左上セル座標を指定する
機能がエクセル/マクロのVBAに有るとは、
前記参考書には記載されてい無いようである。
 よって、マクロを使って作成できるという
操作ボタンは、どこからどこへ書式コピー/
貼り付けするかによって、ボタンが全部別々
になるように私には受け取れ、これでは、
手作業でコピー/書式貼り付けするのと、

どれを使うのか判断の手間と、操作ミス頻度
が増し、利便性は総合的には余り変わら無い

と私には懸念/判断される。
 よって、本ブログで問題にしている、将棋
駒の向き表示の、個々に調子が狂った場合の、

手直しの手間は、エクセルマクロ/VBAを
使っても、期待するほど便利には、なら無い

のではないかと疑えると私は思う。(2023/08/11)


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