独ド/米ア表計算ソフト行人入8人制5五将棋チェック(長さん)
今回も以前に述べた表計算ソフト独/ドキュメント
ファウンデーション/ライブルオフィス/カルク
ないし、米アパッチ/オーブンオフィス/カルクで、
72行長セルを将棋駒とし、8人制5五将棋で、
各8名のプレーヤーにつき玉将の左隣に七国将棋の
行人を加え、ゲームの出来をチェックすると同時に、
表計算ソフトの動作に、異常が出ないかどうかを
チェックした。5五将棋自体、8人制にして有る
程度調整したら、出来がどうなるのかを見たので
あるが、残念ながら、
盤の一辺画が19と大きくなると、戦闘が局地的
に見えてしまう
という欠陥が、この新作ゲームの場合にも、起こっ
ている事が判った。すなわち盤升多の日本の将棋で、
持駒ルールのあるもので、出来の良いゲームは原則
出来ないという法則を、再度確認する結果となった。
さて以下は、8人制5五将棋を行人を加えて、
48枚制から56枚制に変えた場合の、初期配列で
ある。

以前に述べたように、表計算ソフト独/
ドキュメントファウンデーション/ライブル
オフィス/カルクないし、米アパッチ/オーブン
オフィス/カルクで、セルの文字配置を上詰・下詰、
左詰・右詰と適宜調整すると、オモテ元駒と裏成駒
とがスイッチする。ただし、90°・270°
プレーヤー駒と、その他の方向駒とで、セル内テキ
スト内容が、71個セル内改行が入っているかどう
かで違いが有る。後者から前者へ変換するときには
CLEAN関数を使う。逆変換は、色無しセル(黒)
の、「ひな形」を作る方法を取った。なお今回は、
煩雑なので、玉将・金将・行人は2文字セルにして
いる。
今度は、指終わりまで一人指ししてみた。
ゴースト等、表計算ソフトのトラブルは独/ドキュ
メントファウンデーション/ライブルオフィス/
カルクに関して、特に無かった。
以下は、勝負が付いた局面の一例である。すなわ

ち上記局面は、3プレーヤーが生き残ってバトルし
ているが、0°方向赤色プレーヤーの玉将が詰んで
いて、右上、225°小豆色プレーヤーが勝ちで
ある。以下の着手は、表計算ソフトのセル番号で、
赤I20玉で、90°の黒プレーヤーが投了である。
0°赤プレーヤーは、陣形の薄い225°小豆色
プレーヤーに対して玉将が取られるように、自殺手
を指さなければならないので、90°プレーヤーが
どんな手を指しても次に、小豆色同角となり、小豆
色に、大量に駒が移動する。その為
所持駒大差で、90°黒プレーヤーは2位に終わる
ルールに、してあるという意味である。
ゲームとしては、他玉を4つ取り、所持駒大差で
も玉が薄いと、劣勢側に負けてしまう、持駒ルール
特有の「本能寺の変」的面白さは有るものの、
玉回りだけの局所戦になる印象は拭えず、
この将棋の出来は良いとは言いがたい。盤升の多い
将棋型ゲームでは、ギャラリーから見た見栄えの悪
さが原因で、持駒ルールの将棋は生き残れなかった
と推定した、本ブログの論を、更に補強した格好に
なったように思えた。
なお、現状のルールでは、特定のプレーヤーが
負けた局面で、駒の方向と色を入れ替える煩雑さが、
2人制の将棋ゲームと異なり、多人数将棋では、
この方法では、そうとうに大きい
ようである。4人制までなら我慢出切るが、
残念ながらそれが、我慢の限界。
そのように、8人制をテストしてみて私には思えた。
(2023/08/25)
ファウンデーション/ライブルオフィス/カルク
ないし、米アパッチ/オーブンオフィス/カルクで、
72行長セルを将棋駒とし、8人制5五将棋で、
各8名のプレーヤーにつき玉将の左隣に七国将棋の
行人を加え、ゲームの出来をチェックすると同時に、
表計算ソフトの動作に、異常が出ないかどうかを
チェックした。5五将棋自体、8人制にして有る
程度調整したら、出来がどうなるのかを見たので
あるが、残念ながら、
盤の一辺画が19と大きくなると、戦闘が局地的
に見えてしまう
という欠陥が、この新作ゲームの場合にも、起こっ
ている事が判った。すなわち盤升多の日本の将棋で、
持駒ルールのあるもので、出来の良いゲームは原則
出来ないという法則を、再度確認する結果となった。
さて以下は、8人制5五将棋を行人を加えて、
48枚制から56枚制に変えた場合の、初期配列で
ある。

以前に述べたように、表計算ソフト独/
ドキュメントファウンデーション/ライブル
オフィス/カルクないし、米アパッチ/オーブン
オフィス/カルクで、セルの文字配置を上詰・下詰、
左詰・右詰と適宜調整すると、オモテ元駒と裏成駒
とがスイッチする。ただし、90°・270°
プレーヤー駒と、その他の方向駒とで、セル内テキ
スト内容が、71個セル内改行が入っているかどう
かで違いが有る。後者から前者へ変換するときには
CLEAN関数を使う。逆変換は、色無しセル(黒)
の、「ひな形」を作る方法を取った。なお今回は、
煩雑なので、玉将・金将・行人は2文字セルにして
いる。
今度は、指終わりまで一人指ししてみた。
ゴースト等、表計算ソフトのトラブルは独/ドキュ
メントファウンデーション/ライブルオフィス/
カルクに関して、特に無かった。
以下は、勝負が付いた局面の一例である。すなわ

ち上記局面は、3プレーヤーが生き残ってバトルし
ているが、0°方向赤色プレーヤーの玉将が詰んで
いて、右上、225°小豆色プレーヤーが勝ちで
ある。以下の着手は、表計算ソフトのセル番号で、
赤I20玉で、90°の黒プレーヤーが投了である。
0°赤プレーヤーは、陣形の薄い225°小豆色
プレーヤーに対して玉将が取られるように、自殺手
を指さなければならないので、90°プレーヤーが
どんな手を指しても次に、小豆色同角となり、小豆
色に、大量に駒が移動する。その為
所持駒大差で、90°黒プレーヤーは2位に終わる
ルールに、してあるという意味である。
ゲームとしては、他玉を4つ取り、所持駒大差で
も玉が薄いと、劣勢側に負けてしまう、持駒ルール
特有の「本能寺の変」的面白さは有るものの、
玉回りだけの局所戦になる印象は拭えず、
この将棋の出来は良いとは言いがたい。盤升の多い
将棋型ゲームでは、ギャラリーから見た見栄えの悪
さが原因で、持駒ルールの将棋は生き残れなかった
と推定した、本ブログの論を、更に補強した格好に
なったように思えた。
なお、現状のルールでは、特定のプレーヤーが
負けた局面で、駒の方向と色を入れ替える煩雑さが、
2人制の将棋ゲームと異なり、多人数将棋では、
この方法では、そうとうに大きい
ようである。4人制までなら我慢出切るが、
残念ながらそれが、我慢の限界。
そのように、8人制をテストしてみて私には思えた。
(2023/08/25)