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ライブルオフィスカルクで裏オモテ1セル駒作り(長さん)

以前に述べたように、成や持駒ルールの有る
日本の将棋を、表計算のシートの一部領域を盤、
セルに駒名を書いて遊ぶとき、成や相手の駒取
りが発生すると、駒名をタイピングして変更
し無くてはならない。
 他方、対面し複数のプレーヤーがゲームを
するときに、表計算ソフトが正対して見えるの
は、一人のプレーヤーだけである。その為、
表計算ソフトが全体として回転し、盤が静止
するように、表計算ソフト内で盤を回転させる
必要が有るので、以前に本ブログでは、その際
発生する障害点の克服に苦労した。
 従って、出来れば他方のフレーヤーに表計算
ソフトが、逆さに見えている等するときに、
駒の書き換えが、逆さに見えている状態でも、
成、持駒を取得したときの駒名戻し等が、出来
るように、なれば好ましい事である。
 今回は、セル内の文字が一部だけ見えるよう
にして、計算ソフトの上段メニューバーに表示
の有る「セル内の文字の揃え方」を変えると、

オモテの駒名が見えたり、裏の駒名が見えたり
変わって見えるようにする

事によって、持駒でも駒字を書き換えずに、
自分の駒の向きと色に「書式コピー/貼り付け」
する操作だけで、成・持駒ルールに伴う、駒字
の変化に対応出来ないのか、という点について、
試行錯誤し、

米マイクロソフト/オフィス/エクセルでは、
セルの幅の長さを変えたときの挙動が複雑で、
結局無理

だが、独ドキュメントファウンデーション/
ライブルオフィス/カルクでは、その挙動が
単純な為、

恐らく可能であるとの感触を得た

ので以下に紹介する。
 後者では、以下「スペース」は全角であり、

スペース1個+セル内改行+表駒名2文字+セル内改行+
スペース1個+セル内改行+スペース1個+セル内改行+
成駒名2文字+セル内改行+スペース1個

という、セルを作れば可能である。ここで、
セル内改行は、米マイクロソフト/オフィス/
エクセルでは、Alt+Enterだが、独
ドキュメントファウンデーション/ライブル
オフィス/カルクでは、Ctrl+Enter
である。
 ただし、以上は例として4人日本将棋であれ
ば、0°側と180°側は以上で良く、90°
側と270°側は、上記から5個の
「セル内改行」を全部取り除いた、

スペース1個+表駒名2文字+スペース2個+
成駒名2文字+スペース1個

という、セルを作る必要がある。その為四人
将棋では2人対面日本将棋のような場合と違い、
0°プレーヤーと180°プレーヤーは、
90°ないし270°プレーヤーから駒を取っ
たときに、独ドキュメントファウンデーション/
ライブルオフィス/カルクでは、Ctrl+
Enterを挿入して可能となる、セル内改行
”コントロールコード”を5個入力が必要な為、
180°プレーヤーにも、外付けキーボードが
4人将棋なら必要。
 90°と270°プレーヤーは、同じく
セル内改行”コントロールコード”5個を、
0°ないし180°プレーヤーから駒を取った
ときに、5箇所取り除く必要が有る為、テンキー
ボードのバック・スペースキーが必要になる。
以前、マウス4個、テンキーを2個外付けした
ノートPCの写真を示した事が、本ブログでは
有るが、それに更に、キーボードを1台、余分
に接続するイメージである。
 ここで例として歩兵駒なら、独ドキュメント
ファウンデーション/ライブルオフィス/
カルクでは、スペース1個+セル内改行+
「歩兵」+セル内改行+スペース1個+セル内改行+
スペース1個+セル内改行+「と金」+セル内改行+
スペース1個で、後は自駒の書式貼り付けを
すれば、

「セル内の文字の揃え方」の左詰めないし右詰
モードへ切替え調整ないし、上詰めないし下詰
めモードの切替え調整で、で、0°と180°
のプレーヤーではオモテと裏の駒名がそれぞれ
表示される。

 他方90°と270°プレーヤーについても、
スペース1個+「歩兵」+スペース2個+
「と金」+スペース1個で、「セル内の文字
の揃え方」の左詰めないし右詰モードへ切替え
調整ないし、上詰めないし下詰めモードの切替
え調整で、オモテと裏の駒名がそれぞれ表示さ
れる。
 以上の方法で良く、プレー最中にもこれで
問題が、

現実として、何も起こらないという事が判った。

以上、本ブログの管理人による試行錯誤の結果
によるものである。なお、「セル内の文字の
揃え方」を変える必要が有るが、独ドキュメ
ントファウンデーション/ライブルオフィス/
カルクでは、セルの幅や長さを、駒名表示で
1字目と2字目の真ん中が、セルの中央に来
るように、予め操作して調整する必要も有る。
 以上のように、実質文字が無くなったた結果、
表計算ソフト内で、更に盤を回転させて、0°
プレーヤー以外の3人のプレーヤーも、操作
でライブルオフィス/カルクが正対して
見えなくても、必ずしも良くなり、各々の駒
は、単純に色分けされている程度で良く、条
件付書式で自動色分けする必要も無くなった。
 また既に述べたが、フリー・アプリケーショ
ンソフトの「Xマウスボタンコントロール
Ver.2.20.5ポータブル」等の、
ソフトで、マウスのホイール・ボタンプッシュ
で、「Ctrl+マウス左クリック」という、
コントロール・コードが出力出来れば、独ドキュ
メントファウンデーション/ライブルオフィス/
カルクと、米マイクロソフト/オフィス/
エクセルとで、将棋駒を動かす動作での煩雑性
も、大差が無くなるので。4人日本将棋を指す
のに、前者の方が、後者に比べてかなり有利と
の認識が、本ブログの管理人には、次第に持て
るようになって来た。
 更に繰り返すと、特に日本将棋タイプ2人
制将棋では、以上のやり方で、独ドキュメント
ファウンデーション/ライブルオフィス/
カルクを用いると、後手のキーボードのタイ
ピングは、事実上、必要が無くなるのではな
いかと疑われる。なぜなら先手0°方向プレー
ヤーから後手が駒を取った場合は、恐らく自駒
の書式の、コピペだけになるはずからである。
(2023/08/16)

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