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ライブルオフィスカルク。反転セルでゴーストの出る条件(長さん)

以前に述べたように、独ドキュメントファウンデーション/
ライブルオフィス/カルクでは、複数の文字を入力した、
セルを、セル枠を小さく設定すると、カルク画面に対して
隣接下セルに、条件によりゴーストが発生する。
 日本の将棋を指すとき、駒名の向きにより、駒がどの
プレーヤーに属するのかを判断するので、セル内の文字の
回転角度に関して何れの状況でも、この「ゴースト」出現が
無い方が好ましい。なお対策としては、盤と同じ色に、部分
着色して、ゴーストを見えなくするしか無い。つまり、2色
セルの書式貼り付けは出来ないので、「2色書式の対局開始
より前の予めの準備」は独ドキュメントファウンデーション/
ライブルオフィス/カルク等ではその方法等で対処でき無い。
 今回は、話を元に戻せばどのような条件で、「ゴースト」
が出るのか、現状を注意深くチェックしてみた。
 その結果、実は本来は

全部出るが、0°、90°、270°での条件だけ、敢えて
出ないように、個別にパッチを当てるように調節していた

事が判った。これには本ブログの管理人は、正直驚いた。
 つまり、1°、89°、91°、179°、180°、
181°、269°、271°、359°回転セルでは、
独ドキュメントファウンデーション/ライブルオフィス/
カルクで、180゛のときに出た、「元のオモテ駒のゴー
スト」が、駒名のテキストセルの、表計算ソフトのシート
上で、そのすぐ下のセルに、以前に示したような、
「全角スペース+セル内改行+オモテ駒名+セル内改行+
全角スペース+セル内改行+全角スペース+セル内改行+
裏成駒名+セル内改行+全角スペース」にするなり、
「全角スペース+オモテ駒名+全角スペース×2+裏成駒名+
全角スペース」にするなり適宜調整したとしても、
駒セルを動かすことによって出る条件では、いつも出る
のである。なおセルの角度によってはゴーストは、「裏の
成名」である場合も有る。ようするに下セルに字が出る
条件で、セルを適宜移動すると、表示されてしまうので
ある。
 しかも、この現象は、米アパッチ/オープンオフィス/
カルクでも、同じなので、この表計算ソフトが開発された
初期の時点で、そのようになっており、その後も

何らかの理由で、開発関係者に「確信的に」変更されて
い無い

と見た方が、自然なように思う。恐らく「1~89°、
91°~269°、271°~359°回転セルは、
隣接下セルに、はみだし文字列の『ゴースト』が出ても、
出ない表現が、好ましいという使い方は少ないと、開発者
の間で、いつの時代にも共通認識が有り、パッチ充て済の
0°、90°、270°だけでなく、

将棋用の為だけに、180°も改善する可能性はほぼ無い

と見た方が自然なように、本ブログの管理人には、予感さ
れた。
 以前紹介した、取り捨てだが持駒の無い2017年型
普通唱導集大将棋を指す場合は、「白い麒麟の成獅子麒麟
駒」を、後手用に予め準備しておいて、後手180°側の
麒麟が成込んだ時には、普通貼り付けして対応すれば。
残りの成は金将のように、斜めに後退しないか、奔王の
ように動きが大きいか、太子のように、めったに発生し
無いかなので。2人制で0°と180°プレーヤーの存在
する、この手の成だけの有る将棋を独ドキュメントファ
ウンデーション/ライブルオフィス/カルクや、米
アパッチ/オープンオフィス/カルクで、セルに裏オモテ
「駒名両方記載法」で指すときには、

個別に成麒麟の獅子に関してだけ対局前準備し、その他の
駒は、そのつど元オモテ駒名を白く塗り替える。

 以上のようにしてしばらくは、対応するしか無いのでは
ないかと、考えるようになった。(2023/08/21)

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