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独ド/米ア表計算ソフト52行駒のゴースト有無チェック(長さん)

今回は以前に述べた表計算ソフト独/ドキュメント
ファウンデーション/ライブルオフィス/カルク
ないし、米アパッチ/オーブンオフィス/カルク
を使用する対面2人将棋で、後手逆さセル表示の側
に成駒が出来た際、成駒表示の表計算ソフトの下部
セルに、元駒のゴーストが出ないようにした処理
が、実際のプレーで、旨く機能するのかどうかと
いう点の、以下確認である。
 セルの形式として、全角スペース+セル内改行+
オモテ元駒名+セル内改行+全角スペース+

(セル内改行×47)+

全角スペース+セル内改行+裏成駒名+セル内改行+
全角スペースという、(以前の説明とは、多少
かっこ付けに、前後を入れ替えてみたが)52行の
縦長テキストセルを作り、セルの枠は、どちらかの
駒名が入る程度に小さく調整し、セル内のテキスト
文字の配置をスイッチすると、オモテ駒名と裏成駒
名に切り替わるという手法である。180°反転側
が下詰めで成駒を表示したときに、表計算ソフトの、
シートの、はるか下の下部に、本来ならオモテ元駒
のゴーストが原理的には現れるはずだが、実際には
出てこないのではないかという、目論見であった。
 以下は、セルを前記52行縦長方式で作ったとき、
上詰め表示で、全部オモテ元駒が表示された、
2017年型普通唱導集大将棋の初期配列である。

普通唱導集201752行初期.gif

 なお、実際のチェックは、独/ドキュメント
ファウンデーション/ライブルオフィス/カルク
でしているが、以下の図では試しに、米アパッチ/
オーブンオフィス/カルクで.ods形式ファイル
を読み込んで、差が無いかどうか見ている。後者
では上部のツールバー表示部で、セル内改行×47
の作業は不能で、セルダブルクリックで、文字入力
状態で、セル部で書き込む必要があるという点で、
前者と、駒作り作業方法に多少の違いが有る。が、
結論としては、問題は特に両方共起こらず、今の
ところ

ゴースト発生せず、目論見通りで万々歳の状況

となっている。
 すなわち、一例では下記のような指終わり(後手
勝ち)局面で、先手・後手に、それぞれ成麒麟の
獅子が出来ているが、後手駒に、元駒の「麒麟の
ゴースト」は、特に見当たらない。途中局面で、
成鳳凰の奔王等、他の後手駒にも成駒が出来たが、
「鳳凰ゴースト」も、特に出現し無かった。

普通唱導集201752行指終.gif

 このまま問題無く進めば、駒の移動で「Ctrl+
マウス左クリック」コントロールコードの入力が、
米マイクロソフト/オフィス/エクセルと違って
前記両者の表計算ソフトについては必要で、その分
比較して煩雑との問題は残るものの、「両カルク」
は、2人制持駒将棋のときに、駒字の入力が不要と
いう点で、

マイクロソフト/エクセルよりも、圧倒的に有利

という点はもはや揺ぎ無い位置に到達したように私
には認識された。(2023/08/23)

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