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独ドor米ア/カルク。後手の成駒は書式初期化可能(長さん)

以前述べたように、表計算ソフトの、
独ドキュメントファウンデーション/ライブル
オフィス/カルク、ないし、米アパッチ/
オープンオフィス/カルクで、セルに裏表両方
駒名を入れた、2人制持駒将棋を指す際、
後手だけ、相手陣で成った駒の、オモテ駒表現
を、普通の駒色から盤色の白色に変更し無い
と、駒を後退したときに、オモテ字が相手陣に
向かう前隣、つまり表計算ソフトに対して手前
隣接升目に、ゴーストとして現れるという問題
が発生していた。
 そして、それはオモテ駒名を、盤の白色に
すれば、その場は見えないように出来るのだが、
その成駒を、先手が取ったときに、持駒台に、
マウスでスライドした後で、色を先手の駒の
色に変えようとして、書式貼り付けすると、
少なくともオモテ駒名が、

白から、先手駒名にならず、白色のままである

というトラブルが発生した。
 今回は、そのトラブルの当座の対処方法につ
いて検討し、以下結論だけ列記する。

表題の通り、回避する機能は、表計算ソフトに
最初から存在している。

 ただし、独ドキュメントファウンデーション/
ライブルオフィス/カルクと、米アパッチ/
オープンオフィス/カルクとで、対応の方法が
違っていた。
 独ドキュメントファウンデーション/
ライブルオフィス/カルクの場合、問題の後手
から取った駒を、駒台に置いてから、その駒を
左クリックし、プルダウンメニューの中から、

「直接設定した書式の解除」を選んで実行

すると、書式が消え、文字が全部黒くなる。
それに、先手の任意の駒の書式を新たに貼り付
ければ、問題は解決する。
 米アパッチ/オープンオフィス/カルクの
場合、同じく駒台に置いた問題の、後手から
取った駒をクリックして、作業セルを選択して
から、上段のツールバーのタブの「書式」を
開いて、一番上の、「標準の書式」を選択する
と、駒セルの全部の色が黒くなるので、後は、
独ドキュメントファウンデーション/
ライブルオフィス/カルクの場合と同じく、
それに、先手の任意の駒の書式を新たに貼り付
けると問題は解決する。
 以上で良い。
 また、前回指摘した、前記両者カルク間の、
後手2色成駒セルへの先手駒書式貼り付け時の
挙動の差は、実際には存在せず、

私の勘違いであり、どちらも成駒は、先手色に
変化

した。
 そこで、両ソフト間で見い出された差は目下、
特定の文字を含むことで、条件付書式が設定
できるかどうかと、ツールバーに表示される、
作業中文字セルの表現。それに今述べた、書式
を黒色/普通の太さに戻す方法の、計3点となっ
たようである。
 少なくとも2人将棋の場合の急場シノギ対処
方法は、これだけの事であった。
 問題は発生し、結局のところ完全には解決し
無かったが。持駒の有る日本将棋型の、成った
駒/取った駒の、表計算ソフトのセルにおける
駒名変更タイピングの手間の問題は、前記のよ
うに、両”カルク”ソフトを使った場合には、

セルに一定の書式でオモテ駒名と成駒名を両方
書いて、セルの大きさを制限し、文字の配置を
上下詰で切り替えて、片方を表示するという
方法で大幅に改善された

という結論に、一応は、なったように、私には
理解された。(2023/08/19)

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