SSブログ

長野県伊那市東高遠若宮武家屋敷遺跡より桂馬?駒(長さん)

奈良文化財研究所の発掘報告書のデータベース
全国遺跡報告総覧のデータベースの中のものと
見られるが、西暦2005年前後に、表題の
長野県伊那市の東高遠若宮武家屋敷遺跡で発掘
調査が行われ、かなり字が薄いので、はっきり
とはしないが、桂馬かと見られる、江戸時代、
天保年間(19世紀初)の頃とみられる将棋駒
が一枚、発掘されたとの事である。web上に
pdfファイルが公開されており、ファイル名
は以下の通りである。
22273_1_東高遠若宮武家屋敷遺跡.pdf
著者は長野県伊那建設事務所、
伊那市教育委員会、長野県埋蔵文化財センター
の連名である。なお、遺跡名は
”ひがしたかとおわかみやぶけやしきあと”と
読むらしい。近代に馬島家住宅の庭園があった
所の整備のようである。
 以下のように、pdfの111ページ前後に、
前記遺跡で発掘された将棋駒の写真とみられる
物が載っている。

東高遠若宮武家屋敷遺跡.gif

裏はわからないし、薄いのではっきりしないが、

桂馬駒かもしれない。

 何れにしても、地方の武家屋敷で幕末に、普
通に将棋が指されていたのは確かだと判る。
(2020/07/09)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー