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長野県長野市平林東沖遺跡で古墳後横馬墨書杯土器(長さん)

 今回は、長野県長野市の遺跡で古墳時代
後期成立の杯型土器に漢字で、横馬と書か
れているように見える出土物の紹介である。
 遺物の写真がweb上に公開されていて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所発掘報告書データベース、
全国遺跡報告総覧に登録・公開されている。
 pdfファイル名は以下の通りである。
22102_1_浅川扇状地遺跡群平林東沖遺跡2.pdf
 発掘報告書の名称は以下の通りである。
長野市埋蔵文化財第138集平林東沖遺跡(2)
2014年12月、長野市教育委員会。
 発掘報告書末尾の抄録によると遺跡の場
所は長野県長野市平林1丁目1038番2。
遺物が出土したのは西暦2014年前後の
事のようである。
 遺物の成立年代は、遺物は第2住居跡
(SB2)から出土したが、発掘報告書第
34ページ付近の(遺物)土器観察表(2)
によると、古墳時代後期の6世紀頃成立し
た物品であると考えられているようである。
 遺物の写真は発掘報告書の遺物写真(図
版)第1の上から2段目の左に在り、遺物
番号第10番との旨、ナンバリングされて
いて、繰り返すと杯型の土器のように、私
には見える。
 
平林東沖横馬.gif

 上図のように、写真の中央に縦にはっき
りしないが、漢字で「横馬」と書かれてい
るようにも見える、模様が見える。
 大局将棋の駒に横牛は有るが、「牛」駒
との対でしばしば作られた「馬」駒の
「横馬」は存在せず、よって将棋とは関係
がないと見られる。
 意味不明であり、恐らく偶然模様なので
はないかと私は考える。(2023/02/14)


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