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男重宝記(三)盤上の事はweb上に公開(長さん)

これまでのところで、古事類宛から引く男重宝記
(三)盤上の事の摩訶大大将棋にフリガナが抜けて
いるとの状況を、本ブログで紹介した。
 ところで、原本の男重宝記(三)盤上の事は、
web上の次のページで、実は公開されていた。
https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100229357/19?ln=ja
 その文書の第19ページは、私のパソコンには、
一例として、以下のように表示される。

摩訶大大将棋の読み.gif

 このページは国文学研究資料館(〒190-0014
東京都立川市緑町10-3)のページのようである。
 さっそくそれで調べてみると、古事類宛30遊戯
部には無かった、「摩訶大大将棋」のフリガナは、
小学館、日本国語大辞典に記載されていたように、

原本には有るようであり「まかだいだいしやうぎ」
に近い

ように、私には読めた。
 聆涛閣(れいとうかく)集古帖の摩訶大将棋のよ
うに、「大」が一文字の場合は、依然として不確定
だが。
 大大将棋、摩訶大大将棋と、この新/旧囲碁型
19/17升目類の将棋種群を、2つ並べて将棋種
名を、主に書いたようなケースの場合、

大大を「おおおお」と読む例は、今のところ私には
見つかっていない

とまでは、結論出来そうに思われてきた。(2023/12/07)

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