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6升目寺院型平安小小将棋は非凡なゲームか?(長さん)

以前の事であるが、6×6升目の取り捨て型将棋
で、酔象が西暦1110年頃以降も残存し、その
140年後の西暦1250年頃に、西暦1260
年型大将棋で、再度取り入れられたのではないか
という論を、本ブログで示した事があった。
 問題の将棋を、ここでは寺院型平安小小将棋と
名づけていた。初期配列で、1段目が、
桂馬、銀将、玉将、金将、角行動きの酔象、香車
と並び、2段目が歩兵列、相手2段目で金成りで、
玉将、金将、酔象は不成りのルールにしたもので
ある。なお以下の図で、酔象は角行と表示して
いるので、注意されたい。

寺院型平安小小将棋.gif

前に本ブログで示したところによると、▲1四歩
が疑問手と紹介し、18手進んだ所で、後手が有
利なのではないかという事であった。

平安小小将棋18手.gif

一見して、図の3四位置(D4位置)の後手銀将
で、位取りされていて、後手が歩/香車交換
だが、形が良いのではないかという事であった。

しかしながらこの説明はかなりの確率で間違い

だったようだ。今回は、

上の局面は、イーブンである

という点について報告し、酔象が150年前後で、
復活した正確な理由は、判らないと結論する。
 すなわち、この局面から▲2四金とするなど
して、局面を進めると、下のような図になる。

平安小小将棋途中.gif

この局面でも、後手が少し良いようだが、先手は
▲4六銀(▲C6銀)で、まだ、大丈夫なようで
ある。つまり、結局上の局面はどちらも優勢とま
では言えない。
 そこで以下続けると、結局は、以下のような引
き分け局面に落ち着くとみられる。

平安小小将棋指終.gif

以上の事から、6×6升目の平安小将棋、桂馬・
香車1枚型が、今の所

特に優れているとも言えない

と、その後私には、思えるようになってきた。
つまり、香車で桂馬先を狙うのも、無難と
言う程度で、悪手では無いからである。
 よって、6×6升目の将棋が、8×8升目の将
棋に比べて、酔象を1枚残す事によって、優位と
いう訳でもないため、

酔象の消失を、約150年間凍結する働きが有ると
考えられない

と言う事になる。そうしてみると現時点では、平
安時代の1098年と、南北朝時代の頃に、酔象
が有り、その間に西暦1200年頃、無かったと
いう、本当の理由は、少なくとも私には、完全に
は解けて居無いという結論に、ならざるを得ない
という事になるだろう。(2019/09/07)

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