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岩手県花巻市穂貫田遺跡で平安期鵤奔王墨書土器(長さん)

今回は、日本の将棋の奔王から来ている疑い
が記載内容から、滲み出ているように私見さ
れる平安時代成立とされる墨書土器の紹介で
ある。
 遺物の写真がweb上に公開されていて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所発掘報告書データベース、
全国遺跡報告総覧に登録・公開されている。
 pdfファイル名は、以下の通りである。
12510_1_穂貫田・駒板・山口遺跡発掘調査報告書.pdf
 発掘報告書の名称は以下の通りである。
岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書第517集
穂貫田・駒板・山口遺跡発掘調査報告書、2008年
岩手県県南広域振興局・北上総合支局農林部農村整備室・
(財)岩手県文化振興事業団。
遺物は3箇所の遺跡のうち最初の、穂貫田遺
跡で出土したようである。それぞれの遺跡は、
互いに近接しており、古代に関しては、各々
集落跡のように見られているようである。
 発掘報告書末尾の抄録によると遺跡の場所
は岩手県花巻市東十二丁目23地割60-4。
遺物が出土したのは西暦2006年前後の事
のようである。
 遺物の成立年代は、遺物は穂貫田遺跡の、
第1号住居跡にて発掘されたが、発掘報告書
の第18ページ付近の記載から、平安期とみ
られる。以下、平安末と仮定し議論する。
 遺物の写真は発掘報告書写真図版第17:
”穂貫田遺跡須恵器(2)・陶器”の2段目
左に在り、このページの第3番と、
ナンバリングされている土器甕の破片のよう
に私には見える出土遺物である。写真は、
オモテと裏の2コマ有って、オモテつまり外
側の写真のように見える、左の方の写真に墨
書らしき模様が有る。

穂貫田鵤奔王.gif

 上図のように、薄いが達筆で「鵤奔王」等
と書かれ、鳥の名称のイカルと「怒る」の、
言葉遊びのように私見される。
 この集落内での大将棋の存在を示唆してい
るように本ブログの管理人には思えるが、は
たしてどうであろうか。(2022/11/06)

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