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2022年6月11日土小山市遺跡速報展で報告会(長さん)

以下は、次のweb上の新聞発表の紹介である。
東京新聞web2022年5月7日07時35分。
”地元の遺物にわくわく:小山市立博物館で
「小山の遺跡速報展」市内10カ所で出土『げた』
など80点”。
 場所は宇都宮線で東京側からJR小山駅の一つ
手前の、JR間々田駅の小山市乙女の市立博物館。
趣旨は、西暦2007年頃以降の市内10遺跡の
発掘調査の成果を、約80点の遺物などで紹介と
の事である。記事の報告者は小川直人氏。苗字か
ら察するに、栃木県小山市の職員の方であろうか。
期間は現在開催中で、西暦2022年6月26日
までとの事である。
 冒頭の新聞見出しの下駄は、神鳥谷曲輪跡遺跡、
2007年発掘の下駄の事であり、本ブログでは、
サイズが23センチ前後のため、成人女性用では
ないか等と紹介した物品である。木製品が出土す
る遺跡での下駄の出土例は膨大であるが、

新聞記事からは不明だが、何かその後に判った事
が、あるいは有る

のかもしれない。ちなみに出土遺跡は、かつて、
かなり標高が低かった場所である。
 この新聞記事では「神鳥谷(曲輪跡)遺跡」、
「間々田八幡前遺跡」、「市遺跡分布図・地名表
414箇所」が紹介され、

2022年6月11日土曜日に”記念講演会
「遺跡報告会」が予定される”

とある。新聞記事では、神鳥谷曲輪跡遺跡に関し
て、大型掘っ立て柱建物跡、井戸跡が有り「武士
使用の」将棋の駒、下駄が出土したとの旨を紹介。
「間々田八幡前遺跡」は古墳期~平安期遺跡で、
竪穴住居跡・土坑・溝が検出されるパターンであ
り、体ベルト飾りの巡方、瓦製品が出土している
と新聞記事からは読み取れるようである。
 前者の将棋駒の棋士についてだが。僧侶が本来
武士で、敗戦したので僧侶にさせられたようなケー
スが存在する場合に、「将棋を指す武士の類」に
入ってしまっても、致し方ないのであろう。
 成り金一文字角行駒が、栃木県小山市の市立
博物館で、その後は保管されているという点に関
して、現物で確かめたい方には、絶好のイベント
が開催中だと認識される。(2022/05/14)

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