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山形県大楯遺跡の不成り桂馬の写真は異常(長さん)

天童の将棋駒と全国遺跡出土駒に、山形県
の大楯遺跡の不成り桂馬が、遺跡番号9番
で紹介されている。元文献はそこに示され
たように、山形県埋蔵文化財報告書121
集、大楯遺跡第1次発掘、1988年、
山形県・山形県教育委員会編である。
奈良文化財研究所発掘報告書データベース
全国遺跡報告総覧に以下のpdfファイル
で報告書が、電子媒体で見られるので確認
した。その結果、

写真の駒名が桂馬に全然見えない

のに、私は気がついた。
 pdfファイル名は、以下の通りである。
6199_2_大楯遺跡第1次発掘調査報告書.pdf
写真は、図版15の左上に有る。

山形県大楯桂馬.gif

桂馬の桂も馬も、私には上記の写真からは、
そのようには読めない。

今の所、何を意味する字なのかは、私には
良く判らない。
 最初ちらりと見たときには、

”注風”とうっかり読んでしまった。

が、これももちろん違う。
 何れにしても、共出土品の感じからして、
室町時代以前の、貴重な木製遺物に間違い
無いと思う。(2021/03/18)

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