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秋田県潟上市元木山根遺跡で古代奔龍墨書土器(長さん)

今回は、久々に龍墨書土器の情報を発見
したので報告する。場所は、秋田県(旧)
南秋田郡昭和町の元木山根第2遺跡で、
古代成立である。
 遺物の写真がweb上に公開されていて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所発掘報告書データベース、
全国遺跡報告総覧に登録・公開されている。
 pdfファイル名は、以下の通りである。
11359_1_元木山根2遺跡.pdf
 発掘報告書の名称は以下の通りである。
秋田県文化財調査報告書第362集
元木山根Ⅱ遺跡、2003.3、
秋田県教育委員会。
 発掘報告書末尾の抄録によると遺跡の場
所は、秋田県潟上市(旧:南秋田郡昭和町
大久保字元木山根39-6。遺物が出土し
たのは、西暦2002年前後の事のようで
ある。
 遺物の成立年代は、SX45遺物集中層
で出土したが、遺跡全体で遺物の傾向が同
じであるため、遺物群の形態から古代成立
と結論されているように、発掘報告書から
は読取れると考える。少量存在するここの
縄文土器は、弥生と古墳が「中抜き」で、
孤立しているようである。
 遺物の写真は、写真図版第6:
”SX45出土遺物”の上側に在る。

元木山根王龍奔.gif

 上図のように、写真で右側の縁に近いと
ころに、奉(?)龍奉と読めるような、黒
い煤模様が有る。
 発掘報告書冒頭第3ページの遺跡の位置
の、縮尺の小さな詳細地域図によると、
遺跡のすぐ東に、

龍毛堤、豊川龍毛と、龍付きの地名が有り、
豊川油田が有り先史時代よりアスファルト
が取れる

との旨の紹介が有る。石油は燃えるので火
を吐く龍と関連が在りそうであり、

龍墨書は、石油関連のように本ブログでは
思考

する。地下資源の中でも、日本で石油が
墨書の源となっている、珍しいケースと疑
われる。(2022/08/19)

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